BCP対策についてのご提案

ひところ”爆弾低気圧”って言葉をよく耳にしましたが、そういえば最近あまり聞かなくなったような気がします。
ふと思い出したのは今年は幾度となく「台風か?」というような強風の日があったからです。
奈良にある事務所の2階から窓の外の景色を見ながら書いてるんですが、隣のお寿司屋さんののぼりがぶっ飛んでお客さんのクルマに刺さったら…とか桜の木の枝が強風でへし折れて…とか、つい考えてしまいます。
まだ日中なので幾分マシですが夜間なら気になって眠れないだろうとか想像してしまいます。

この記事は来週月曜日に公開しようと思って今日17日に書いてるんですが、先ほどお昼のNHKニュースでワクチン接種第一号の病院院長先生の取材が放映されていました。
ちょうど今日午前中にBCP対策セミナーをWEBで開催し、河田惠昭先生(関西大学社会安全学部・社会安全研究センター長・特任教授・京都大学名誉教授・人と防災未来センター長)の話の中で「日本のワクチン接種開始が遅いのは国のBCP対策が不十分だからだ」との厳しい指摘を思い出し、喜んでいいのやら、複雑な気持ちになりました(苦笑)

言ってみれば我々の日常って常にリスクと背中あわせで、それこそ言い始めれば”杞憂”との線引きなんてありません。ですから目的を設定し優先順位を決めて取り組むしかないのかなと思います。
BCP(事業継続計画)というと必要性がぴんと来ないかもしれませんので、まず社員が自分(及び家族)の身の安全についてよりよい判断をできるように勉強する機会を会社として設けるところから始めるのがいいのかもしれませんね。
大企業は”サプライチェーンのリスク管理”とか必要なようですが、我々中小企業に所属する社員のレベルではピンと来ません。
そしてどちらかというとチェーンの一部だろうと思うので、
①ケガをしない
②自分の生活に支障をきたさない
③出社できなくなることがない
④会社や職場の仲間に迷惑をかけない
ような万が一の時に”自分がどうするか”を考えることはできます。

我々はお客さんに、BCP対策ツールとしてビジネスチャットや安否確認のソリューションを提案したりしておりますが、それらのツールが社員さん一人ひとりの身の安全確保からつくるパズルの中の1つのピースであることをしっかり伝えていけばいいんじゃないでしょうか。
伝え方を間違ったり、もしくは表面上取り繕おうとしても、
「それは仕事か?」
「プライバシーの侵害だ」
みたいに社員さんには見透かされ、一部の人からは必ず反発します。

うまく行かなさそうなときは、遠回りでも会社できめたことを押し付けず、社員さんを中心にしたプロジェクトを作ったりして”自分たちも会社の一部”であり事業が継続できないことは自分にも不利益になるということを腹落ちさせるプロセスを提案します。
その中で実際なにか起こったときは…
①とりあえず身の安全を確保する
②家族の安否確認をする
③可能であれば速やかに帰宅し住居の被害状況を確認する
④上記の状況と明日以降出社できる状況かどうかを会社へ報告する
⑤会社側は会社の状況と明日以降の指示をする

というような行動の手順をつくってはどうでしょうか。
もちろん④まで時間を要する場合は先に元気かどうかを連絡するというのもありだと思います。
その運用を円滑に進めるために我々も一緒に入らせてもらって『御社にぴったりなソリューションは〇〇〇ですよ!』ってご紹介できればうれしいです。

ぜひご相談ください。

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