高齢者の一人暮らしの課題(気づき)
こんにちは。
先日私の身の回りで起こったことで気づいたことを書いておこうと思います。
父の話です。
今年85歳の父は1人暮らしです。
近くに兄が住んでいますが、近いと言っても車で15分以上はかかります。
その兄からLINEで「お父さんのケータイが画面がつかなくなったらしい。家(固定電話)に電話して確認してあげて。」とメッセージが来ました。
ちなみに私の住んでいるところから実家までは車で小一時間ほどかかります。
電話をすると、”半分ぐらい減ると充電する習慣であること。そして兄の家の固定電話の番号はメモしていたのでとりあえずそちらへ連絡したこと。電話に出た兄の奥さんに言われて再度充電してはしているが画面は真っ黒のままであること。”がわかりました。
充電ランプの色を聞くと”赤い”とのことだったので、「そのまま10分ほど充電をした後、電源ボタン/赤いボタンを5秒押す。それでどうなったか電話してきて。」と頼んで一旦電話を切りました。
15分ほどして電話があり、電源がついたとのこと。
充電は卓上ホルダを使っているので、うまく充電できていなかった可能性が考えられるので、しばらく様子をみてもらうことにしました。
実は少し前に、「迷惑電話しかかかってこないから家の電話解約したら?」って話をしていたんですが、一人暮らしでこのようにケータイのトラブルがあると完全に連絡手段が途絶えてしまうとわかりました。
母が存命なら2台のケータイが同時に壊れることはないので大丈夫ですが、近くに公衆電話はないし、またあっても電話番号も全部ケータイに記録されているので、肝心の番号がわからず電話が掛けられないということになる。
昔と違って、近所に電話を借りに行くことも久しくないですし。
そう思うと一人暮らしの高齢者は固定電話があったほうがこちらが安心だと実感しました。
コストとあんしんのバランスって大切ですが、想定外のことが起こらないと気づけないですね。
ということで、日常のちいさな気づきでした。